将棋の第2期マイナビ女子オープン五番勝負第2局が行われ、矢内理絵子女王が挑戦者の岩根忍女流二段に勝ち、対戦成績を2勝として、タイトル防衛まであと1勝とした。

 棋譜をざっと見た感じでは、矢内女王の快勝だったようだ。対局は大阪で行われたので、大阪出身の岩根女流二段にとっては、ホームゲームだったが、応援に力が入りすぎたのか、反撃のチャンスを逃してしまったようだ。
 将棋の第80期棋聖戦五番勝負第3局、羽生善治棋聖対木村一基八段の対局は、先手番の木村八段が十分な体勢から、羽生棋聖の攻めを引っ張り込み、切らして、勝ち。対戦成績を2勝1敗とし、念願の初タイトルまであと1勝とした。

 1筋の歩交換の後、1三歩ではなくて1二歩と受けたことを羽生棋聖は、局後、反省していたようだ。その後ずっと苦しい展開だったらしい。それでも検討陣が匙を投げた後でも、詰まされるまで指したのは、根性か、執念か。

 木村八段は第2局でタイトル戦初勝利を挙げた勢いを持続して、ということなのだろう、快勝である。このまま棋聖を獲得するのであろうか。

 昨年、名人と棋聖の両方に挑戦していた羽生(当時)二冠は、棋聖戦はいきなりの二連敗だったが、名人を獲得してから三連勝で棋聖も獲得した。今年は名人戦が最終局まで行ったので、棋聖戦も第3局が終わっているが、名人を防衛し、スケジュールに余裕ができたと思われる。これから羽生棋聖の逆襲が見られるのだろうか。

 第4局は7月9日(木)である。
2009.06.27 棋聖戦第3局
 将棋の第80期棋聖戦五番勝負第3局、羽生善治棋聖対木村一基八段の対局が、行われている。戦型は相矢倉。

 ところで、この対局が行われている場所は、先の名人戦第7局と同じところで、「移動がない分楽だ」という羽生名人・棋聖のコメントがあった(http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20090625k0000e040019000c.html)。ところが、「棋聖戦中継 plus」によると、羽生棋聖は東京から来る一行と名古屋駅で合流したという(http://kifulog.shogi.or.jp/kisei/2009/06/post-a9fc.html)。おお、棋聖がお出迎えか? まあ、ちょっとした用があって名古屋まで出向いたのかもしれない。

 棋譜などは棋聖戦中継サイトから。
 将棋の第67期名人戦七番勝負最終局は、先手番の羽生善治名人が郷田真隆九段を破って、対戦成績を4勝3敗とし、名人を防衛した。これで、羽生名人の名人獲得は6期となり、史上第4位に。

 最終局ということで期待してみていたのだが、最後は大分差がついてしまったようだ。その意味で、ちょっと拍子抜け。郷田九段のコメントも内容が悪いというようなものだった。
 将棋の第67期名人戦七番勝負の最終局が始まった。羽生善治名人が6期目の名人獲得なるか、それとも郷田真隆九段が初の名人獲得なるか。

 この二人の今回の名人戦は、第5局を除いてすれすれの勝負が続いているので、終わるのがもったいないという感じもする。とはいえ、勝負は勝負、明日には決着がつく。
 将棋の第50期王位戦の挑戦者決定戦が行われ、木村一基八段が橋本崇載七段を破って挑戦権を獲得した。

 木村八段は棋聖戦に続いての挑戦者である。その棋聖戦の第二局ではタイトル戦初勝利をあげている。どうやら木村八段は調子が良いようだ。

 中継サイトはこちら
 第3回ネット将棋最強戦、佐藤康光九段対森内俊之九段の対局は、後手番の佐藤九段が一手損角換わりの作戦から、銀を35に繰り出し、森内陣の37の銀とにらみ合いに。どちらが36に歩を打つのかと思っていたら、結局どちらも打たず。その後、森内が5筋の歩をついたため、馬を作られたが、形勢は互角のまま、終盤へ。最後は森内玉が打ち歩詰めの形になって詰まず、森内の勝ち。

 意地の張り合い、ねじり合い、終盤の詰むや詰まざるや、どれをとっても一流の芸で楽しめた。解説の大内九段も手がよく見えて、たいへん参考になった。その大内九段をもってして、すごいと言わせるほどの二人の将棋。これがどちらも無冠とは信じがたいが、互いに相手の長所を引き出し合うという最高の関係にあるのだろう。ぜひぜひ、タイトル戦で当たってほしいものだ。