FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009.05.22 郷田、タイに
 将棋の第67期名人戦七番勝負第4局は、挑戦者の郷田真隆九段が羽生善治名人を破って、対戦成績を2勝2敗のタイにした。これまですべて後手番の勝利である。

 そのことを羽生名人が意識していたかどうかはわからないが、初手2六歩からの相がかりを選択したことに、先手番で勝ちたいという思いが感じられた。昨年度の名人戦もこの戦型で勝っていたはずだ。

 この対局は、高野山で行われたことも話題になった。升田幸三対大山康晴の名人戦挑戦者決定戦が高野山で行われ、最後、升田が頓死してしまったことが引き合いに出された。有名な「高野山の決戦」である。当時を直接知る人は、もうほとんどいないかもしれないが、しかし劇的な幕切れと「錯覚いけない。よく見るよろし」という升田の言葉は、中原十六世名人が子供の頃のあこがれであった私のような人間でも知っている。

 郷田九段はその他の棋戦では、最近、なかなか勝てないようだが、名人戦では押し気味だろうか。第3局は郷田九段のミスにより負けたようだし、本局は郷田九段の快勝という記事を読んだ(私自身は、もうすぐ始まるNHKのダイジェストを見るつもりなので、まだ将棋の内容についてはよく知らない)。もっとも、羽生名人自身は流れの悪さを感じていたとしても、第5局にはきっちりと調整してくるだろうし、そうでなければ面白くない。後手番こそ戦型選択の権利があると考えて、奔放な差し回しを見せてくれるかもしれない。

 いずれにしろ、6月2、3日に行われる第5局が今から楽しみである。これから見るダイジェストの福崎九段の解説もまた。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://dzuredzure.blog108.fc2.com/tb.php/321-61bafbcd
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。